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2014年6月29日 (日)

ドクター弁

唐ファンなら当然ながら 新宿梁山泊「ジャガーの眼」を見てきました。

初演も見ました。目黒不動でした。その後、いろんなバージョンを見てきました。

初演のNHKのビデオは当時の演劇青年たちの宝物のように、たくさんの演劇人が何度も見てきました。 初演は主演男優がダブルキャストで、私が見たのは、千野宏ではありませんでした。

その時のドクター弁は、もちろんあの金守珍!!! そのドクター弁は、まだ大学生だった私の心をえぐるように跳ね回り、肉体の一部を追うものなどなく、追われようとする一部などない!と、言葉のナイフを、観客の胸に突き立て、強烈な印象を残しました。

そして、あのドクター弁が、金守珍のドクター弁が、30年もの時を越えて、目の前に出現したのです!!!  これは、誰のものだ!! 肉体植民地のドクター弁が叫ぶと、肉体の一部が、一つ一つ生き始め、蠢き、ざわつき、ついには、はじけてはじけて飛んでいくほどです。  ああ、ドクター弁がジャガーの雄叫びの夕日をあびて、悠然とそこに立っている。それが、舞台空間を昭和の夕日に焼け、サンダル残して消えていった詩人のいる病院に変えていく。 ドクター弁の踊る姿こそ、あるべきだった青春をそのまま、私の心に渦巻かせてくれる、メイルストロームでした。  

もちろん、ジャガーの眼は、どの役者さんも素晴らしく、大興奮させてくれましたが、ドクター弁だけは、もう、何ともいえないほどの、強烈なインパクトで、心を揺さぶりつくしてくれました。 どうしても、どうしても、この気持ちを書きたくて、写真もないまま、このブログに書きました。 

三浦伸子さんの素敵なオペラと婦長役、かわいらしくて、そして舞台空間を占めるその存在感に、やっぱり大興奮でした。

とにもかくにもドクター弁だけは、書かずにいられませんでした。

再演してほしいhappy01!!

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コメント

金守珍さんはこのところ、シアターコクーンで拝見することが多いです。
関係者の政治絡みの発言が最近、SNSでひどくて辟易してました(+_+)
美仁音さんも素晴らしかったようで、再演があったら観に行こうかと思います。

投稿: fuekinori | 2014年6月29日 (日) 09時47分

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