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2005年12月24日 (土)

「風のほこり」

23日夜、新宿梁山泊の「風のほこり」見てきました。 唐さんの新作です。 唐さんのお母さんをモチーフとして昭和5年の時代背景のもと、紡がれる物語です。 舞台では、役者陣が、踊り回り暴れ回るシーンが何度もあるにもかかわらず、不思議な静けさが広がっていました。心地よい静けさです。 雪がシンシンと降り積もる時の様なそんな静けさ。 寒いはずなのになぜか暖かで、光がいろんな顔を見せてくれるそんな情景です。 私にはそんな感じがしました。 それは昭和初期の懐かしい匂いのせいでしょうか。 それとも、主演の渡会さんのもつ静的な美しさの所以でしょうか。(渡会さんの演技は消して静的ではないですが、素敵な静的な美しさを感じました。) スズナリの小屋にあふれるような役者の熱気とその不思議な静けさの中、舞台に引き込まれていきました。 特に、一幕ラストの渡会さんと鳥山さんのシーンは、美しさとエロチシズムが交錯し、純粋さが猥雑さの中にとけ込んでしまうような艶めかしいたまらないシーンでした。

年末年始の忙しい時期の公演ですが、忙しい時だからこそ、時が加速して流れる時だからこそ見て欲しい、そんな素敵な舞台です。 「風のほこり」、その”ほこり”が皆さんの心に染み渡って、新しい年を迎えて欲しい、そう思いました。 ぜひ、下北沢のスズナリへ!!! DSC00166 DSC00189 DSC00206 DSC00210 DSC00224 DSC00243 DSC00250 DSC00263 DSC00278 DSC00294 DSC00315 DSC00350 DSC00355 DSC00362 DSC00365 DSC00366 DSC00369 DSC00371 DSC00390 DSC00407 DSC00413 DSC00417 DSC00435

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